ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の一種で、動物性食品から植物性食品まで広く含まれています。体内では、必須アミノ酸であるトリプトファンからも合成することができ、糖質・脂質・タンパク質からエネルギー代謝を助ける重要な役割を果たしています。

ナイアシンは何に効くの?

  • 血液サラサラ

ナイアシンは脂肪の代謝を高め、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、血管拡張作用を持っています。脳や心臓などの血行を促進しますので、血流や脳の働きの改善に役立ちます。また、血管の血行を促し血液の流れをスムーズにするため、動脈硬化の予防にも役立ちます。

  • 二日酔い対策

二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを肝臓で分解するために欠かせない成分です。お酒を飲む人ほどナイアシンが消費されてしまいます。二日酔いの日に、肌荒れや口内炎の症状が出やすいのはナイアシンが減少するからなのです。

ナイアシンを多く含む食品

ナイアシンは、動物性食品、植物性食品どちらも広く含まれていますが、特に魚やレバー、肉に豊富に含まれています。魚や肉はナイアシンの合成原材料であるトリプトファンも多いので、一石二鳥です。熱に強いので、滞りなく普通の食事をしていれば、欠乏症になることはまずないでしょう。

動物性食品(1食当りの目安量)
タラコ 1/2腹(40g) 19.8mg
カツオ(100g)  19.0mg
マグロ(80g)  11.4mg
 サバ(80g)  8.3mg
 豚 レバー(50g)  7.0mg
 牛 レバー (50g)  6.8mg

植物性食品(1食当りの目安量)
落花生(30g) 5.1mg

(参考:中村丁次監修「栄養の基本がわかる図解辞典」成美堂出版)

ナイアシンが不足すると??

ナイアシンの不足による欠乏症として最も恐ろしいのが、「ペラグラ」です。食欲不振や全身倦怠感、酷い皮膚炎などを招きます。悪化すると、胃腸障害やうつ症状や妄想、幻覚、幻聴などの精神障害が見られます。

ピックアップ

ナイアシンの過剰摂取をした場合、皮膚が赤くなったり、嘔吐、下痢、肝機能障害になるおそれがあります。また、血液中の血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの働きを妨害してしまうという報告もあります。

インスリンは、糖尿病患者の血糖値を下げる治療薬として、よく知られており、体内でただ1つ血糖値を下げるホルモンです。インスリンと大量のナイアシンを併用する場合は、必ず専門医に相談する事が大切です。

関連記事

ピックアップ記事

記事の編集ページから「ピックアップ記事」を選択してください。

ページ上部へ戻る