パントテン酸

パントテン酸は、ビタミンB群の一つで、脂質、糖質、アミノ酸の代謝において非常に重要なサポート役として、働いています。また、ナイアシンやビタミンB2と協力し、からだの構成成分の合成と分解を促進します。

パントテン酸は何に効くの?

  • ストレス改善

ストレスが生じると腎臓の隣にある副腎というところで、そのホルモンを作り血糖値を上げます。さらにエネルギーを増大させて、ストレスに臨む体制を整えます。この副腎の働きを強化し、ホルモンの産生を促進します。その際、脳や筋肉の働きが活性化し、体内の各細胞に十分に栄養を届けることができます。

これらにより、ストレスに対する抵抗力が強化されるのです。

  • 免疫力を高める

日常の生活の中で、様々な細菌や病原菌が存在していますが、体が持つ免疫力の力によって、病気になるのを防いでいます。パントテン酸は、その免疫力の元となるたんぱく質を作る働きがあり、これにより風邪や細菌などの感染症に対する抵抗力が高められます。

  • 肥満予防

パントテン酸は、様々な代謝やホルモンの合成などを正常に維持するのに役立ちますので、脂肪や炭水化物のエネルギー代謝を促進し、脂肪を溜まりにくくする働きがあります。

パントテン酸を多く含む食品

パントテン酸は、あらゆる食品に含まれていますが、缶詰・冷凍・精製などの加工過程で分解されやすいので、加工度の低い食品を利用したほうが、効率よくとることができます。また、水に溶けやすく、熱で分解されやすいので、シンプルな調理法が理想です。

動物性食品
鶏 肝臓(レバー)(50g) 5.05mg
豚 肝臓(レバー)(50g)  3.60mg
鶏もも肉(皮なし)(70g)  1.44mg
 子持ちガレイ 1切れ(100g)  2.41mg
植物性食品(1食当りの目安量)
納豆1/2パック(50g) 1.80mg
 アボカト 1/2個 (70g)  1.16mg

(参考:中村丁次監修「栄養の基本がわかる図解辞典」成美堂出版)

 

パントテン酸が不足すると??

パントテン酸は、いろいろな食品に幅広く含まれています。また、腸内細菌によっても合成されるので、普通の食生活で欠乏することは、ほとんどありません。しかし、抗生物質を長時間服用していたり、極端な偏食やダイエットを行うと症状が現れることがあります。症状として、抵抗力が下がり風邪や頭痛や疲労、手足の知覚異常などが出ることがあります。

ピックアップ

パントテン酸は、体に必要なあらゆる代謝に関係しているといえるほど健康に不可欠な栄養素で、もちろん皮膚や粘膜の健康にも深く関わっています。特にヒアルロン酸が紫外線や酸素によって破壊されてしまうのを防ぐ働きを持ち、さらに副腎皮膚ホルモン(免疫の過剰や炎症を抑える働き)の分泌を高めるので、角質層のキメを整えて肌の水分を保ちます。さらにビタミンCの働きを助ける作用もあり、お肌の健康を維持するには、この二つの栄養素は相性抜群です。

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